銅器のまち 高岡 ぶら散歩
どすーーーん!
イケメン高岡大仏さまです。
今回は番外編としまして、銅器のまち高岡を仏壇屋目線でぶら散歩してみました。
まず入口正面に目に付いたのは大きなけいす。
鳴らしてみたかったのですが、ちょうど団体客のガイドさんが大仏さんに
ついての説明をされていましたので、断念しました。
奥には十二支のおりんがありました。
確か高岡駅にもこの形状のおりんが置いてあったと思います。
発車ベルにもおりんの音が使われています。
壁に沿って13枚の仏画が飾られています。(暗くてきれいに写りませんでした。。)
この仏画のキャンバスにはかつて末広通りに生えていた「七本杉」が用いられているそうです。御神木とあがめられていましたが、老朽化もあり、また、商店街の道路を拡張するために昭和二年に切られたとのことですが、仏画という別な形であれ、今も残っているというのは感慨深いものがあります。
てくてく足を伸ばしまして、次は古城公園の中にある高岡市立博物館へ。
伝統産業コーナーに、高岡銅器の喚鐘(かんしょう)と超特大の磬子(きんす・けいす)
が展示されていました。
喚鐘を製作した老子製作所には、小学生の頃に社会科見学で伺ったことがあるのを
思い出しました。
そして高岡仏壇も展示されていました!
表金具には煮色仕上げ金具という赤褐色の金具が用いられています。
これは金具が大量に集まらない今では、できない加工だといわれています。
扉は三方開きで豪華です。
昭和12年、当時212円(現在の貨幣価値で約11万6千円相当)で購入されたもの
だということです。
貴重なものを見せていただきました。
大越仏壇本社のある福岡町の伝統的工芸品「菅笠」も展示されていました。
この日は金屋町の御印祭(ごいんさい)が行われているようでした。
御印祭は、金屋町鋳物の基礎を開いた前田利長公をしのび、今日の高岡銅器の
隆盛を報告し、感謝する祭りです。
歴史都市高岡の伝統と文化に誇りを持つ心が脈々と受け継がれています。
いつか、金屋町にある鋳物資料館にも行ってみたいと思いました。
記念に大仏さんと利長くんバッヂを買いました♪