ヒルガオの咲く季節
会社の近くの草むらに朝顔にそっくりのピンクの花がいっぱい咲いていました。
昼顔(ヒルガオ) という夏に咲く植物です。
かわいらしいピンクの花ですが、この暑い季節の日中も日当たりの良い場所で
ずっと咲いており、地下茎で繁茂するたくましい生命力で雑草扱いとされております。
朝顔にそっくりですが、観賞用として庭に植えられ愛でられる朝顔に比べ、
扱いの差がありすぎですね…。
ふと足元に目をやると立派なクモの巣が
主がいました!
で っ か !
背面は見えませんでしたが、ナガコガネグモ(長黄金蜘蛛)かと思われます。
重量感たっぷりの大きな体を支えている糸の強度もまた驚異的です。
ブーーーン という低い羽音が聞こえてきました。
どこでしょう?
クマバチさんが仕事中でした。
花から花へあっちこっち飛んで一生懸命蜜を集めています。
ずんぐりむっくり重量感のある体型とボアベスト着てるみたいな黄色のモフモフがかわいらしい。。
長年「航空力学的に飛べるはずのない体型なのに飛べている」とされてたらしいです(笑)
タポン!という音に用水路に目をやるとトノサマガエルが水中で涼んでいました。
思えば最近はトノサマガエルをあまり見かけなくなってきました。
昔は田んぼのあぜ道を歩けばジャンプして田んぼに飛び込むトノサマガエルの姿を
いっぱい見かけたものですが…。
この厳しい暑さの中でも、動物・植物それぞれが一生懸命生きて命を繋いでいる
そんな姿を改めて感じました。