『御文章』の表装直し

御文章0714
今日は蓮如上人が残された『御文章』の
表装直しのお仕事の依頼を受けて、
御文章をお預かりして来ました。

蓮如上人は浄土真宗の教えを私達に分かりやすく、
「御文章」で私達にお伝え下さいました。
  ※浄土真宗本願寺派・・御文章 ごぶんしょう
  ※真宗大谷派・・御文 おふみ

御文章2 0714
真宗門徒の皆さんは、昔から朝、晩に正信偈を読み終わった後に、
この御文章(御文)を毎日、毎日順番に繰り読みされて来られました。

蓮如上人の有名なお言葉、
『本尊は掛けやぶれ 聖教は読みやぶれ』の言葉を思い出しました。

御文章3 0714
もちろん、粗末に扱って破りなさい!と言う事ではありません。
お聖教は何度も何度も読んで、破れるまで読みなさい!と言う事なんですね😄

事実、蓮如上人は親鸞聖人が書かれた教行信証を
表紙がすり切れて破れるまで読まれたと言います。

先祖代々、大切にして来た御文章を次の代に繋ぐ
ご主人様との今日のご縁に感謝です😄😄
合掌

(本店店長Y)