銅像の焼型鋳造とは?

親鸞聖人像五尺三寸(蓑無し)
上は焼型鋳造によってつくられた親鸞聖人像です。
焼型鋳造とは・・
粘土で造形し、それを石膏取りした原型に砂と土を固めて鋳型を作り
それを高温で十分に焼けた中に1200℃ほどに溶解した銅合金(湯という)を流し込みます。
流し込んだ湯がゆっくり冷えることによって、軟らかくて粘りがあり強度もある
鋳物に仕上がります。
この鋳造方法ですと材質が変化(劣化)しにくく、緑青も均一にきれいに発生します。