輪島塗一木彫位牌の製作一例
大切な故人の為に輪島塗位牌を。
600年の歴史を持つ輪島塗。その技法は現在まで脈々と受け継がれています。
下地から全て天然の漆を使った伝統技法による本物の位牌です。
生活様式にあわせて供養の様式・形も変化してきていますが
一木彫輪島塗位牌は600年引き継がれてきた本物の日本の技・輪島塗で作っています。
輪島塗位牌の製作の一例です。
木地形状も様々
こちらは伝統和風の一木彫位牌
こちらは洋風の一木彫位牌
どちらも輪島塗で仕上げます。
この木地の状態から25の塗り工程を経て輪島塗となります。
輪島塗の塗り工程資料はこちら←
輪島塗の特長
①下地に着せ物を施す
木地の弱い部分を布で補強します。
②漆に珪藻土を焼いたものを混ぜ、それを下地として使います。
塗りが堅く水、湿気にも非常に強い下地です。
一木彫位牌の特長
③“一木彫”は従来の“札式”“はめ込み式”と違い経年変化によるホゾの緩みはありません。
④ 戒名を彫った後位牌は“仏様”となるとの想いで、一木彫で位牌を作りました。
一木彫イメージ
1つの木から削り出して木地を作ります。
1つ1つ丁寧に布を着せます。
このような布を着せます。
布を着せ後
このあと、布の余分なものを削り
さらに塗り工程
・・・・・・
この間十数工程有
・・・・・・
中塗り完了の様子
このあと研ぎを行い
上塗りです。
ここからさらに
仕様によっては蒔絵を施し
さらに呂色仕上げをします。
完成イメージ
製作期間は、木地の仕様が確定したあと
塗り工程だけで4ヶ月~5ヶ月程掛かります。
本物の漆のみを使う輪島塗は製作に長い時間が必要です。
ご理解をお願いいたします。
輪島塗一木彫位牌製作
大越仏壇