海岸漂着物フォーラム
6月8日、富山県主催の海岸漂着物フォーラムがありました。
13時より海岸漂着物の現状や地域での清掃活動の紹介がありました。
漂着物は、国内や周辺国から押し寄せて海岸に漂着するそうです。
ただ富山県の場合は、漂着物の発生のほとんどが富山県のため
流域が一体となった取り組みで解決することが可能とのことでした。
六渡寺海岸は、富山県内の平均に比べ約14倍もの量が漂着しているのが現状です。
小矢部川と庄川に挟まれているため両川より流れ出たごみが押し寄せています。
ごみから発生源を推測すると小矢部川流域がほとんどだったそうです。
これを解決するには、海岸から離れた地域の方々にこの現状を知っていただくために
海岸漂着物フォーラムが開催されているそうです。そして、流域の活動報告がなされた後、
バスに乗って六渡寺にて実際の状況を見てきました。
清掃をしても10日もしないうちに海岸はごみで埋め尽くされるそうです。
ナイロンごみ、空き缶、紙パック、そして刈草…
説明の後、30分程度でしたが実際に清掃活動を行いました。
清掃後はきれいになりましたが、10日後にはまたもとに戻るのですね…。
小矢部川流域に住んでいる私たちが自分達の所がきれいすることも大事ですが、
そのごみは、決められた場所に捨てる。ごみは、流さない。外にごみになるものを
放置しない。ということが大事ですね。流れていったごみは、違う場所に溜まる。
また、その量は流域のごみすべてです。意識し、行動を変えていきましょう。
当社より8名参加しまして、その内よりKさんのコメントを載せさせていただきます。
清掃自体はほんの30分ほどでしたが、とてもきれいになりました。
しかし、このきれいな状態は10日と続かず、地元の方はとても苦労しているそうです。
海外からの漂着物の場合は、自分達では解決しようがないですが
富山県の海岸に漂着するゴミのほとんどは富山県内から出たものということなので、
自分たちの力できれいにすることができます。
海岸がきれいになるよう、みなさんも協力お願いします!