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昇鯉(しょうり)

昇鯉(しょうり)

販売価格:お問い合わせ

二匹の魚、滝を登り、天から見守る
仏教のシンボル「二匹の魚」、それから「鯉の滝登り」といった家族の幸せの象徴を素直に仏壇に表現することをデザインの核としました。滝を昇る鯉は昇鯉、すなわち「勝利」に通じることから、戦勝栄光の象徴としても崇められる由来となっています。鯉が滝を登り天まで到達し竜となった物語を、鯉が滝を登っている様子、到達した天から仏様が見守っている様子を故人と向かい合う小さな空間に一つのストーリーとして入れ込んでいます。写実的にそれらを表現するのではなく、宗教観を入れながらもモダンな雰囲気になるように抽象的に表現しています。

サイズ   :幅506×奥行353×高さ792mm
木地主材料 :天然木材
正面表面仕上:台輪/大戸 カシュー仕上げ
主な金箔粉等:銀箔、朱箔
原産国   :日本

◇LEDダウンライト標準装備
◇膳引き・収納スペース(引戸)有り

※搬入先が遠方の場合(富山県外)
別途費用がかかる場合があります。

二匹の魚

一本の線は中と繋がる滝の表現、中央の円がずれたマークは二匹の魚を抽象的に表しています。様々な場所に馴染むようにできるだけシンプルにデザインしています。

鯉の滝登り

扉を開くと水飛沫、滝、鯉のデザインが現れ鯉の滝登りをイメージしています。水飛沫は銀箔、滝は木材を銀色に塗装し埋め込み象嵌技法を施しています。
二匹の赤い鯉は、朱箔で表現しています。
全体敵に黒を基調にしており、銀が美しく浮かびあがり、滝の象嵌技法がより立体感があるように見えます。

天からの光

中央の仏様の掛け軸の背後は両サイドの銀箔とは反転して、天から光が降り注いでいるようにしています。鯉が滝を登り、竜となり、天に召すように、故人や仏様が天から見守っていただいている様を表現しています。

線が連なる

全体的に細い線が連なるようにしています。これは滝の表現であると同時に、それぞれの要素がバラバラにならないように全体をひとつに繋げている役割もあります。

機能

正面の掛軸以外に、扉に法名軸が掛けられる使用になっており
扉を開いても三尺仏間に収まる大きさに設計されています。

特別な空間に

仏様と向き合った時に、白い線や銀箔が反射して荘厳な雰囲気をつくり出しています。故人と向き合う特別な空間になるように、また幸せの象徴が表現された豊かな空間になるようにデザインしました。

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