大越新聞

一度は収束の傾向をみせておりましたコロナウイルスですが、年末年始からまた広がりをみせています。 ご寺院様では今後の行事の予定について悩まれている方も多いのではないかと思います。 そこで今号の大越新聞では、ご寺院様を訪問する中でお聞きした、十二月から三月までの行事状況について記事にまとめてみました。今後のご参考になりましたら幸いです。 呉東地域のご寺院様の行事で開催、開催予定は三十三件、中止、中止の予定は十七件でした。一方呉西地域のご寺院様の行事で開催、開催予定は十八件、中止、中止の予定は七件で、呉東、呉西ともに開催：中止の割合は約二対一とバラツキはみられませんでした。 また全体として、縮小傾向がありつつも、開催される行事のほうが多数で、「縮小」と「いつも通り」はほぼ同数でした。しかし、行事内で「お食事を出される」と回答されたのは三件で、会食を避ける傾向が強いです。お食事を出されたところは一人一テーブルで食事をされる等ソーシャルディスタンスを保った工夫をされていました。 お話を伺う中で、何とかして行事をしたい、というご寺院様の思いに触れることが多く、私たちも勉強になることがたくさんありました。 弊社スタッフが講師を務めました四方公民館様での腕輪念珠体験(二月二日開催)も、一人一テーブルで距離を十分に空けて楽しんで頂きました。密に気を付けつつも地域の皆様に楽しんで頂ける催しを弊社もしていきたいと思います。(田村)